地球温暖化と電気の関係とは


地球は、昼間は太陽の熱によって温められ、夜はその熱を宇宙に放出することによって温度を維持しています。

そして、大気中にある二酸化炭素などの温室効果ガスがその熱を調整しているのです。

この温室効果ガスが増えてしまうことにより、地球の熱を調整する機能が弱くなる現象を地球温暖化といいます。

ここでは、その地球温暖化と電気の関係を紹介します。

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産業革命以降、温室効果ガスが増えている

19世紀、イギリスで産業革命が起こりました。

技術の進歩に大きな功績を残したこの産業革命以降、化石燃料といわれる石油や石炭が大量に燃やされ始めたことにより、大量の二酸化炭素が排出されるようになったのです。

石油や石炭と言うとピンとこないかもしれませんが、現代社会では、例えば車のガソリンや灯油なども石油や石炭からできています。

最近は地球温暖化対策のために、電気自動車やハイブリットカーが重視されるようになりましたね。

これらは、地球温暖化への対策の1つなのです。

電気を使うと二酸化炭素の排出量が増える

石油や石炭を燃やすと二酸化炭素の排出量が増えるのであれば、なぜ電気と地球温暖化が関係するのでしょうか。

まず、私たちが使う電気と言うものは発電所で石油や石炭を燃やして作られているのです。

特に日本においては、電気全体の6割が火力発電で賄われているため、電気を使えば使うほど、化石燃料が燃やされてしまうのです。

つまり、日本のように化石燃料に頼った国においては、地球温暖化と電気の間には深い関係があるのです。

電気を節約して二酸化炭素の排出量を減らそう

それなら、私たちにはどのようなことができるのでしょうか。

例えば、冷蔵庫にものを詰め込みすぎると冷蔵庫は一生懸命電気を使い、中身を均等に冷やそうとします。

つまり、詰め込みすぎないことにより電気を節約することができます。

また、こまめに電気を消すことも大切ですね。

使っていない部屋の電気を消すだけでも、地球温暖化対策への貢献に繋がります。

コンセントを抜くだけでも電気代の節約ができますから、電気の節約は財布にも優しいのです。

まとめ

〇 産業革命以降、温室効果ガスが増えている
〇 電気を使うと二酸化炭素の排出量が増える
〇 電気を節約して二酸化炭素の排出量を減らそう

いかがでしょうか。

地球温暖化と電気の使用の間には深い関係があることがお分かりいただけたと思います。

地球温暖化は徐々に深刻な問題になりつつあります。

自分には関係ないと思わず、積極的に電気を節約していきましょう。

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