地球温暖化問題が注目されるまで、どのような歴史をたどってきたか知っていますか？
地球温暖化問題は決して新しいものではありませんが、同時にずっと昔から認知されてきた問題でもありません。
国際連合などの多くの機関は様々な取り組みを続けていますが、地球温暖化問題はなかなか深刻な問題として取り上げられてきませんでした。
ここでは、その歴史について紹介します。
産業革命から地球温暖化問題が悪化
19世紀、イギリスで産業革命が起こるまで、地球温暖化問題は決して深刻な問題ではありませんでした。
というのは、この産業革命以降、人々は石炭や石油といった化石燃料を大量に燃やすようになり、二酸化炭素を発生させてきたからです。
それまでは、石炭や石油が燃やされる事はあまりありませんでした。
この産業革命を境に、人々は便利な暮らしを求め、化石燃料を使用し続けてきたのです。
つまり、19世紀、イギリスで産業革命が起こるまでは地球温暖化問題は問題視されることすらなかったのです。
認知され始めたのは1980年頃
地球温暖化問題が認知され始めたのは、1980年頃のことでした。
それまでも、国際連合を中心に様々な取り組みが行われ、歴史的には地球温暖化問題はもう少し古いものだったと言うことができます。
しかし、地球温暖化は目に見える問題でもなく、特に際立った被害があったわけでもないため、あまり人々に認知されませんでした。
1980年頃になり、ようやく地球温暖化による気温上昇が指摘されるようになり、そこから被害が認知されるようになったのです。
つまり、地球温暖化問題の歴史はまだ始まったばかりです。
現代の人々の認識
今現在、地球温暖化問題は決して新しいものではなく、極めて深刻な問題として取り上げられています。
このまま地球温暖化が進んだ場合、人類や動物の世界にどのような影響が及ぶのか、様々な予測がなされています。
また、それに伴って多くの取り組みも始められました。
多くの店ではエコバック持参が呼びかけられ、リサイクル活動も盛んに行われています。
電気代の節約を呼びかけて、クールビズやウォームビズ等の取り組みも積極的に行われています。
今現在、地球温暖化問題は深刻な問題です。
まとめ
〇 産業革命から地球温暖化問題が悪化
〇 認知され始めたのは1980年頃
〇 現代の人々の認識
いかがでしょうか。
地球温暖化が始まったのは数百年前のことですが、歴史的に地球温暖化が重視され始めたのはつい最近のことなのです。
言い換えれば、短い間に地球温暖化が深刻な問題となった、ともいえます。
つまり、私たちが気をつけなければ、地球は大きな被害を受けてしまうということです。
できるところから少しずつ、地球温暖化対策をとっていきたいですね。