地球温暖化がすすんだ30年後の地球環境はどうなる?


国連気候変動枠組条約が1992年に採択され、地球温暖化の問題を世界が共有し、温室効果ガスの削減に向けた話し合いや実行計画を推進しています。

これまでに大量の温室効果ガスを排出して経済発展を遂げた先進国と、これから発展しようとする途上国との間で、温室効果ガス削減に対する意見の乖離が大きく、顕著な削減に至っていないのが現状です。

そのため、地球温暖化は現在も進行していて、国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の5次報告によれば、今世紀末には平均気温が4.8度上昇するという予測があります。

地球温暖化が進行した30年後、地球環境がどうなっているかを推測した専門家の見解などを紹介します。

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地球温暖化が地球環境に与える問題は?

地球温暖化がこのまま進行し、年間平均気温が上昇すると、30年後には今の生活を保つためには、地球2個分の天然資源が必要とも言われています。

地球温暖化は、天然資源の枯渇と環境汚染の問題が懸念され、日本列島の気温は2度上昇するという予測もあります。

しかも、このままの気温上昇のペースが続けば、北極海の氷を全て溶かし、北周りの海洋航路は利用が可能となる反面で、氷山や氷床に蓄積された大量の二酸化炭素が放出されるため、地球温暖化を急速に進行させると考えられています。

また、最近のニュースでも伝えられる中国での大気汚染が、中国をはじめ周辺諸国への環境汚染を深刻化し、現在の地球環境が好転する予測はありません。

地球温暖化がもたらす国家間の格差

地球温暖化による気温上昇の幅が小さければ、日本やアメリカなどの先進国にとっては、暖冬となるため暖房費用の軽減などのメリットとなり、悪影響への対処する技術や資金の準備にもゆとりが持てます。

その一方、地球温暖化による途上国の経済的な損失は、今でも大きな負担を強いられていますが、このままで進行すれば、30年後にはその悪影響が増幅します。

そのため、地球温暖化によって利益を受ける国や人よりも、被害を受ける国や人の方が多くなり、格差が広がると想像されます。

地球温暖化が進んだ30年後の地球は?

地球温暖化が現在のペースで進行すれば、今の異常気象や気候が常態化し、人間が生存できる場所も30年後には様変わりし、地球がもう一つ必要であるとも言われます。

特に、現在の先進国と途上国での格差が拡

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