地球温暖化をわかりやすく解説します

地球温暖化問題の原因・影響・対策!地球温暖化について学ぼうk (13)
地球温暖化を小学生にもわかりやすく説明します。

私たち人間は、息をして生きています。

空気を吸って生きている。

これは当たり前の事ですね。

しかし、この空気があり、生き物が住んでいる星は、宇宙の中でも地球だけです。

同じ宇宙の中にある、夜空に浮かぶ月、火星や木星に、空気はありません。

地球に生き物が生まれたのは、この空気のぶあつい層が、空と宇宙の間にあったからなのです。

この空気の層のことを「温室効果ガス」と呼びます。

「温室効果ガス」が実は、地球温暖化に深く関係をしてくるのです。

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太陽と地球と温室効果ガス

私たちは毎日、朝がきたら起きて、昼間に活動をして、夜になったら眠ります。

太陽の動きに合わせて毎日のくらしをしていますね。

実は地球自体も、太陽にあわせて、温室効果ガスに守られて、生き物が生まれたのです。

太陽から届いた光や熱が、地面に届くと、温められて生き物が育ちます。

人間が空気を吸って生きていると、最初に言いましたが、その空気の中でも、酸素がなければ、人間は生きられません。

そして、この酸素を作り出してくれているのが、植物です。

植物は、水と太陽の光と、二酸化炭素を吸って成長します。

二酸化炭素は人間の吐く息にも入っています。

植物以外の生き物は、そのほとんどが酸素を吸って生きています。

実は二酸化炭素は、地球温暖化に深く関係をする「温室効果ガス」の中でも、特に問題となっているのです。

地球の生き物を育てるのに太陽から届いた熱は、18世紀なかばまで、「温室効果ガス」のあつみがちょうど良く、宇宙へ逃げる熱もたくさんありました。

しかし、1900年に入ると二酸化炭素は、急に増えていきます。

二酸化炭素は植物が吸ってくれるのですが、吸いきれなかった分は空へとのぼり、温室効果ガスの仲間に入ります。

地球温暖化に深く関係する「温室効果ガス」の仲間入りをした二酸化炭素は熱をたもちやすいのです。

わかりやすく人間にたとえると、地球は今まで、「温室効果ガス」という名前の下着とシャツを着てすごしていたのです。

ですが、二酸化炭素が増えたことによって、「温室効果ガス」という名前の服をさらに重ねて着て、下着とシャツとセーターを着ているようなもの。

これが地球温暖化なのです。

二酸化炭素が増えるとなぜ地球温暖化がすすむのでしょう

地球は太陽から届く光によって温められています。

実は太陽から届いた光のすべてが、地球の中にあるわけではなく、90%が空と宇宙の間にある温室効果ガスに吸収されています。

先ほどの地球の服を思い出してください。

下着とシャツとセーターをきれば、あたたかいですよね?

それは、自分の体温がセーターを着ることで外に逃げないからです。

一方、地球は、目に見えない「赤外線」という電磁波の形で、太陽からとどけられたエネルギーで温められています。

今までの地球は下着とシャツですごしていたので、「赤外線」というをまた宇宙へちょうどよくすごしやすく逃がしていました。

私たちの身近なものでは、コタツが「赤外線」であたためられています。

ですが、地球温暖化の原因のである温室効果ガスのなかでも、二酸化炭素が多くなると、宇宙へ逃げる熱が減ります。

わかりやすくすると、「赤外線と温室効果ガスの長なわとび」です。

一番最初に「温室効果ガスの長なわとび」にはいった「赤外線」が、一回目の着地でで地面におり、空にむかってジャンプします。

空に上った赤外線のなかには、「温室効果ガス長なわとび」をぬけて、「宇宙へぬ~けた!」をするものも、います。

でも、地球はセーターを着ているので、宇宙に「ぬーけた!」をする「あたたかい赤外線」はそんなにいません。

ジャンプの後はまた着地です。

「地面に着地していた赤外線」が、「温室効果ガスの長なわとびの輪の中へまたジャンプ!」温室効果ガスの長なわとびの輪から、また宇宙へぬけるものもいます。

この、赤外線が地面に着地をした時に、地面は温められます。

この繰り返しで地球はの地面はどんどん温められて地球温暖化していくのです。

18世紀なかばから増えた二酸化炭素なにがおきたのでしょう

それは、イギリスで、機械が開発されて、今まで手仕事でおこなってきたことを、機械を動かしてするようになったからです。

これを、産業革命といいます。

産業革命によって、開発された機械を動かすのに、石炭が使われました。

私たちの身近なところでは、石炭は蒸気機関車を動かすのに使われていますね。

本物のSLは、石炭で動かします。

この石炭は、燃やすと、たくさんの二酸化炭素を空気中に排出します。

石炭は、機械を動かすのに安く手に入るし、扱いやすかったのです。

そのため長い間、機械をうごかすエネルギーとして利用をされてきました。

しかし、この空気中に出た二酸化炭素が地球温暖化をひきおこしてしまったのです。

まとめ

私たちの身近な生活の中でも、石炭は今も使われています。

何に使われているのでしょう?

それは、わかりやすく、でも気づきにくいところ。

答えは電気です。

電気を発電するのに、日本ではその多くが火力発電に頼っています。

電気のムダ使いをしないことで、地球温暖化を防止することが私たちの普段の生活の中でもできますね。

地球温暖化は、二酸化炭素の温室効果ガスが関わること。

温室効果ガスと太陽の赤外線のエネルギーの長なわとびで、宇宙にぬーけた!をするものが少なくなったこと。

暖かさのもと、赤外線がまた地面に着地して、この「赤外線と温室効果ガスの長なわとび」の繰り返し。

この繰り返しによって、地面=地球が温められて、温暖化するのが、地球温暖化なのです。

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