地球温暖化が深刻化すると、その影響は人間にも及んでいきます。
地球温暖化は、病気として人間に降りかかってくる問題とも言えるのです。
ここでは、地球温暖化がもたらす影響と病気について紹介します。
目次
水不足による問題
地球温暖化が進むと、水の循環システムに変化が起こり、水不足が起こると懸念されています。
本来、雨や雪は地中に吸収され、空中に蒸発しながら、蒸発しなかった水分が河川に流れ着くことにより、人間が利用できる水資源となるのです。
しかし、気温が上がってしまうと蒸発してしまう水分が増えるため、人間が利用できる水資源が極端に減ってしまう可能性があるのです。
そのため、地球温暖化の影響として水不足が考えられます。
水不足がもたらす病気
世界各国で、地球温暖化の影響による水不足が起こってしまったと考えましょう。
世界中の水の7割は、農業のために使用されています。
水不足が深刻になってしまうと、農業がままならなくなります。
そのため、食料不足という危険性が出てきます。
食料が不足すれば、栄養失調などという病気が流行る可能性も考えられます。
栄養がとれずに命を落とす子供が増えるなど、食料不足による病気は重要な問題です。
食料不足に陥れば免疫が低下しますから、その他の感染症などにもかかりやすくなります。
衛生面の変化による病気
また、水が少なくなってしまうということは衛生面に気を配ることができないということです。
例えば、現代社会においては手を洗ってから食事をする、野菜などを調理する際は最初に洗う、などということは当たり前ですよね。
このようなことができなくなります。
衛生的ではない生活を送れば、人間は病気になる可能性があります。
下痢をしたり、お腹を壊したり、さまざまな病気が考えられます。
また、先ほども述べた通り食料不足という病気が重なってしまうと、それだけで人間は衰弱してしまいますよね。
まとめ
〇 水不足による問題
〇 水不足がもたらす病気
〇 衛生面の変化による病気
いかがでしょうか。
地球温暖化は、地球だけではなくて人間の生活にも大きな影響を及ぼし、さらにはその生存までをも危機に晒す、重要な問題です。
水不足は飲み水がなくなってしまうという問題を引き起こすのみならず、人間の命にもかかわってくることなのです。
将来のことだからどうでもいいや、などと思わずに、できることから対策を始めていくことが大切です。