地球温暖化が進むと、様々な影響が及びます。
気温が上がるのみならず、気温が上がることによって南極の氷が溶けてしまったり、そこから海面が上昇したり、海水の温度が上がってしまうことによって魚の生息形態が変わってしまう可能性も考えられます。
そんな中で、農業にも大きな影響が出てきます。
ここでは、地球温暖化と農業の関連性について紹介します。
目次
地球温暖化と水不足の問題
本題、雨や雪が降るとその水分が地面に吸収され、空中に蒸発しながら、その水分は川や海に流れて行きます。
そこから、人間が使用できるような水資源として処理されるのです。
ただし、気温が上がってしまうと空中に蒸発する水分量が増え、川や海に流れていく水分量が減ってしまいます。
そのため、人間が使用できる水資源が減ってしまうのです。
そこから水不足と言う問題が生じてしまいます。
水不足が農業に与える問題
世界中の7割の水は、農業に使われています。
つまり、水不足が生じてしまうと農業に使われる水が減ってしまうと言うことになり、それは確実に、農業に影響を与えます。
水をやらなければ、植物は枯れてしまいますね。
このように、農業の収穫高に大きな影響が出てしまうのです。
収穫高に影響が出てしまうと言う事は、農作物の値段が上がってしまうということです。
台風などで野菜が傷ついてしまうと、その野菜の値段が上がってしまうということが起こりますね。
農業が水不足によって影響を受けてしまうと、野菜や果物の値段が上がってしまうと言うことになり、食卓にも影響を与える可能性が出てくるのです。
気温が上がることによる農業への影響
水不足のみならず、気温が上がってしまうことによって農業に影響が出てしまうと言うことも考えられます。
紫外線が降り注ぎ、太陽の強い光は浴びてしまうことによって農作物がきれいに育たない、ということが考えられます。
例えばトマトには傷がついてしまうのです。
日本の市場では、傷がついた農作物は売れませんよね。
また、気温が上がってしまうことによって収穫の形態も変わってしまいます。
今までの気温が適切だったから育った、と言う農作物が、気温の上昇によって育たなくなってしまうということもあり得るのです。
そのため、気温上昇そのものが農業に影響与える場合もあります。
まとめ
〇 地球温暖化と水不足の問題
〇 水不足が農業に与える問題
〇 気温が上がることによる農業への影響
いかがでしょうか。
地球温暖化は、様々な側面から農業に影響を与えます。
日本以外の国でも、例えばオーストラリアは深刻な水不足に悩まされており、さらにオーストラリアは、他の多くの国に農作物を輸出している国です。
つまり、オーストラリアの水不足はオーストラリアから食物を輸入している国にも影響与えていると言えるのです。
このように、地球温暖化は世界中に支障をきたしているのです。