地球温暖化の影響で雪は増える?減る?


日本の夏は、最高気温が35度を超える猛暑日が連続する状況がここ数年続いていて、地球温暖化の影響を実感している人も多くなっています。

その一方、地球温暖化で暖冬傾向といわれるわりに、日本の北の地方や北米などでは、どっと大雪が降って、交通機関がマヒするなどのニュースも伝えられています。

地球温暖化は、積雪量や雪害をもたらす嵐の数は減っているようにも思われますが、大雪を降らせる回数を今後どう変化させるのでしょうか?

地球温暖化が雪に与える影響を考えてみます。

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地球温暖化は日本の豪雪地帯にどんな変化をもたらすか?

地球温暖化は、北海道や信越、北陸といった日本の雪の多いとされる地方に、豪雪が増えると予想されています。

地球温暖化の影響で全国的に気温が上がり、暖冬傾向が顕著となる中、地域によっては、どか雪が降る気象条件が生じやすいとされるのは、大気中の水蒸気が増え、大陸からの寒気によって日本海で雲が発生しやくすくなるためと考えられます。

一方で、豪雪地帯とされる日本海側の平野部では、雪ではなく雨が多くなると予想され、全国的な降雪量は減少するとも考えられています。

夏場での大雨や豪雨が増加するメカニズムと同様、大気中に含まれる水蒸気の量が多くなることと、上空の大気の温度が大きく影響するようです。

日本の豪雪地帯と同様に北米でも悪化する雪害?

地球温暖化の影響で、どか雪の増加が懸念される日本の雪豪地帯と同様、北米でも雪をもたらす嵐の確率が減少する予想の一方で、雪害をもたらす大規模な嵐は悪化する予想があります。

これまでは雪嵐だったものが、地球温暖化の影響から、冬に大雨を降らす嵐へと様相を変えるとも考えられています。

地球温暖化の原因となっている二酸化炭素の排出量は削減されず増加しているため、海水面の温度が上昇し、大気中の水蒸気量も増えるため、嵐が巨大化すると推測されます。

そのため、寒気が流れ込んでいったん雪が降り出すと、大雪の危険性が高まると考えられ、日本の北日本と類似した状況が予想されています。

全体的な雪の量が減少して、大雨が冬に頻繁に起こる方が、より深刻な被害も考えられます。

地球温暖化が雪に与える影響

地球温暖化が進み、暖冬傾向となっている日本列島では、これまでの豪雪地帯と呼ばれる北日本の地域では、どか雪による被害が増加しています。

平均気温が上昇しているため、大気中の水蒸気量が増え、大陸からの寒気が流入しやすい冬場には、日本海で大雪をもたらす雲の発生が多くなっています。

そのため、日本海側の平野部では雪ではなく雨が多くなり、局所的な豪雪が予想され、全国の積雪量は減少すると考えられています。

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