地球温暖化の対策を身近なところから自分でできること

地球温暖化問題の原因・影響・対策!地球温暖化について学ぼうk (9)
地球温暖化の問題が日本で大きく報道されたのが1997年。

この年にCOP3が京都で開催されました。

COPというのは、「国連気候変動枠組み条約」のことで、COP3というのは、この条約の取り決めをする3回目の会議のことです。

開催国が日本ということもあり、連日マスコミに取り上げられていました。

このCOP3では、京都で開催されたことから、「京都議定書」と呼ばれ、先進国に温室効果ガスの削減が義務付けられました。

この頃から、多くの人々が自分も地球温暖化対策に取り組もうと意識しはじめました。

身近なところから取り組めるように、政府としても、色々なキャンペーンを行いました。

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地球温暖化対策をより身近にした言葉たち

「エコロジー」、今では当たり前になり、エコと略されて使われるこの言葉は生態系を考えた経済活動や思想をさします。

日本語では、「地球に優しい」というイメージが強くなります。

生態系に配慮した最先端技術や企業活動、市民活動、自然保護運動、などきわめて広範囲におよびます。

「エコライフ」 地球に優しい生活をすることです。

地球温暖化対策の意識啓発に、よくこの言葉が使われています。

生活は自分たちの暮らし方なので、エコ=地球に優しい=地球温暖化対策になる。

さらにライフ=生活、生き方は、自分たちの身近な生活の中で地球温暖化対策ができるのだという「エコライフ」という言葉でより身近なものになりました。

「クールビズ」夏の暑さ対策に、ビジネス(仕事)の間も、クール(涼しい)な服で過ごして、エアコンの温度設定温度を低くしすぎないようしようと作られた言葉です。

人間は、首という名のつく体の部位から体温を逃がしたり留めたりしています。

そこで、首からの放熱を妨げる、ネクタイを、仕事の時にしなくてもいいようにしましょうという

「ノーネクタイ」運動が、クールビズの中から生まれました。

「ウォームビズ」冬の間は、ウォーム(暖かい)服装で暮らそうをテーマに作られた言葉です。

この、「クールビズ」も「ウォームビズ」も、エアコンの使用による、電気使用量の低下が狙いです。

地球温暖化対策では、いかに温室効果ガスである二酸化炭素を排出しないかがカギになります。

電気は火力発電によりまかなわれているのですが、その発電のためにはたくさんの石炭を燃やすため、電気使用量の低下による、地球温暖化対策が、自分たちの身近な生活でできるとわかります。

「エコドライブ」エコは、エコロジーのエコで、地球に優しい運転をしましょうとして、この言葉ができました。

エコドライブは、無駄なアイドリングのストップや、車のエンジンへの負荷が少ない運転方法をよびかけています。

「省エネ」は、エネルギーのムダを省こうとして、作られた言葉で、地球温暖化対策をまとめた代表的な言葉です。

こうして、1997年のCOP3、京都議定書の策定以降、日本での地球温暖化対策は、身近な自分たちの生活の中で取り組みやすいような言葉で普及してきました。

自分で出来る身近な地球温暖化対策

私たちの身近な生活で、当たり前にできる地球温暖化対策になることがあります。

たとえば、外出の時にはハンカチを持ち歩く。

外出先でトイレによった時に、今はエアータオルが多く設置されています。

これも、電気で動くので、ハンカチを持ち歩くだけで、この電力を使わずにすみます。

自分ひとりで取り組んでも地球温暖化対策にならないのでは?

エアータオルは、多くの人が利用していますので、自分ひとりで地球温暖化対策に取り組んでも、意味がないと思うでしょう。

しかし、生活の中で身近に出来る地球温暖化対策をしている方は、一人ではありません。

それこそ「エコライフ」を送っている「エコロジスト」は世界中に、たくさんいます。

「ちりも積もれば山となる」という言葉のとおり、少しずつでも取り組んでいけば効果はあります。

やってみよう!身近な地球温暖化対策を自分から!

もしも、誰も、何も、地球温暖化対策に取り組まなかった場合、予測よりも早く地球温暖化は進行するでしょう。

地球の気温が上がったところで、たいした問題じゃない。

という見識は間違いです。

実際、地球温暖化の影響で、日本での台風の被害は年々、拡大しています。

まずは、自分のハンカチを持ち歩く。

そんな身近な生活習慣の変化から、少しずつでいいので、地球温暖化対策に取り組んでいただきたいです。

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