アフリカは、世界的にも地球温暖化の影響を大きく受けている地域です。
アジアやアメリカ、ヨーロッパに比べて温室効果ガスの排出量は格段に低いにもかかわらず、地球温暖化の影響が強い地域なのです。
ここでは、そんなアフリカの対策を紹介します。
目次
アフリカにおける地球温暖化の実態
まず、アフリカにおける地球温暖化の影響を見てみましょう。
アフリカでは、深刻な地球温暖化の問題によって干ばつや洪水、土壌の侵食と言う被害に見舞われています。
全人口の63%である7億7,000人が農村地域で生活していますが、彼らの生活は今危機に瀕しているのです。
気温の上昇によって地表が乾燥してしまい、主要作物であるとうもろこしの収穫量が減っています。
また、特に南アフリカにおいては、2020年までにマラリアにかかる人の数は4倍に増えるだろうと言われているのです。
アフリカで行われている対策
そんなアフリカでは、植林が行われています。
人間の産業の発展のため、多くの森や林が伐採されてきました。
それにより、本来は二酸化炭素を取り入れて酸素を吸収すると言う光合成がなされなくなっているのです。
また、森や林の木の根っこは土壌を侵食から守ってくれます。
多少の雨が降っても、森や林があれば土砂災害が起こる危険性が減るのです。
そのため、アフリカでは砂漠地域などで植林が行われ、緑の地域を増やそうとする対策が行われています。
経済成長と言う点からの対策
やはり、経済的に成長した国でなければ自分たちで取り組みを行うことができません。
もちろん、世界中で協力し合い、地球温暖化対策を行うことが大切ですが、他の国が自分の国を助けてくれると言う状況を待っているだけでもいけないのです。
しかし、自分たちの力で対策をするためには経済力が必要です。
そのため、様々な方法でアフリカの経済成長を促し、知識と経済力をつけさせようとする取り組みも行われています。
もちろん、世界中で取り組みを行う事は大切です。
しかし、自分たちの国の問題を1番よく知っているのは自分たちですから、自分たちでも対策が取れるようにすることが大切です。
まとめ
〇 アフリカにおける地球温暖化の実態
〇 アフリカで行われている対策
〇 経済成長と言う点からの対策
いかがでしょうか。
人間の産業の発展は、特にアフリカの地域を犠牲にしていると言うことを忘れないようにしましょう。
そして、特にアフリカが被っている地球温暖化の影響には、世界中が協力して取り組んでいかなければいけません。