地球温暖化が重要な問題になりつつある昨今、オーストラリアでは特に、その地球温暖化問題が深刻になりつつあります。
もともと、オーストラリアと言う国は乾燥する地域として有名です。
例えば、オーストラリアでホームステイをしたことがある人の中には、オーストラリアの過程がどのように水を節約しているか、経験した人もいるかもしれませんね。
ここでは、そんなオーストラリアの地球温暖化への対策について紹介します。
目次
給水制限
オーストラリア政府は、この水不足に合わせ給水制限と言う対策を行っています。
この給水制限は、ステージ1からステージ4までのレベルがあります。
例えば、庭の水巻きは朝の6時から8時までの2時間と決められるなど、制限が行われています。
一人当たりのシャワーの使用時間が決められたり、水道水での洗車は禁止とされている地域もあります。
また、ホームステイをしたことがある人の中にはシャワーの時間が決められた、シャワーは浴びている最中にどの程度の水の量しか使ってはいけないと言われた、などという経験を持つ人もいるかもしれませんね。
この傾向は、特にクインズランドで顕著になっています。
植林
オーストラリアでは、近年でも深刻な干ばつが問題になりつつあります。
もともと水不足のところに、地球温暖化による気温上昇で土地が乾燥してしまい、農業にも大きな影響が出ているのです。
オーストラリアから農産物を輸入していると言う国家は多いため、オーストラリアの干ばつは他の国にも影響与えます。
そのため、オーストラリアは植林に力を入れています。
もちろん、植林は時間がかかりますが、それでも干ばつに対応するには最適の方法とも言えるでしょう。
この影響により、実際に世界遺産が少しずつ減りつつあるのです。
罰金制度の実施
先ほども述べたように、オーストラリアは深刻な乾燥と水不足に見舞われています。
しかし、そんな中でもただ給水制限をしただけでは、人々の生活に変化を与えることができません。
そのため、オーストラリア政府は罰金制度も導入しています。
例えば、シャワーで使える水の量が制限されてしまったため、人々が公園から水を盗むということも考えだしました。
公園から水を盗むと、日本円にして200,000円余りの罰金が課せられます。
しかしその一方で、1ヵ月間の降水量が1ミリと言う地域もあり、オーストラリアの給水制限はどんどん厳しくなっているのです。
まとめ
〇 給水制限
〇 植林
〇 罰金制度の導入
いかがでしょうか。
オーストラリアでは、あの美しいサンゴ礁であるグレートバリアリーフも、徐々にその面積を減少させています。
海水の温度が上がってしまうことによって、サンゴ礁が死滅しているのです。
また、オーストラリアはオゾン層の破壊も深刻と言われており、もしもオーストラリアで海水浴などをする際には、しっかりと日焼け止めを塗らなければいけません。
皮膚がんなどの問題も重視されているのです。