地球温暖化を加速させない!地球温暖化を防ぐには?

地球温暖化問題の原因・影響・対策!地球温暖化について学ぼうk (18)
地球温暖化を防ぐために、あなたは何をしていますか?

地球規模のことなので事が大きすぎてピンと来ない方もいるかと思います。

しかし、私たちの生活で地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出は、その対策により、地球温暖化の加速をゆるかやかにすることもできるのです。

普段の生活から、日本の社会での取り組みと、徐々に視野を広げながら地球温暖化を防ぐにはどうしたらいいのか考えてみましょう。

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家庭から地球温暖化を防ぐには

2014年地球温暖化防止活動推進センター(JCCCA)によると、日本全体における家庭での二酸化炭素の排出量は15%。

1世帯につき、平均して1年間に5098kgCo2の排出がわかっています。

その二酸化炭素の発生する生活の部門を二酸化炭素の発生源別に見てみましょう。

1位は電気。48.7%、実に約半分の二酸化炭素の排出が電気の使用により発生しています。

2位はガソリン、21.8%自家用車による移動手段は地方の公共交通機関の整備のされていない地域ほど高まります。

3位は都市ガス、7.8%。

きん差の4位は灯油で7.7%です。

以下、ゴミ、LPガス、水道となります。

このことにより、普段の生活で地球温暖化対策に、一番効果が高いのは節電であることがわかります。

具体例として、人のいない部屋のあかりはまめに消す。

入浴中の脱衣所には人はいませんよね?消していますか?

冷蔵庫の温度設定を季節によって変える。

冬は気温が低くなるので、冷蔵庫内の温度設定を弱にすることで節電できます。

待機電力を減らす。

あまり使用しない部屋のエアコンのコンセントを抜いたり、テレビの主電源を切ることを心がけたり、エコタップの使用で待機電力は減らせます。

地球温暖化対策に私たちが家庭内でできることは他にもあります。

ガソリンなら、車です。

燃費の良いエコカーを使用する。

エコカーではなくても、急な加速をしないことでガソリンの燃費は良くなります。

エコドライブを心がけましょう。

ゴミであれば、リサイクルです。

新聞や雑誌、空き缶や空き瓶、ペットボトルは、資源回収日に出す。

リサイクル、リユース、による地球温暖化対策です。

社会における経済活動で地球温暖化を防ぐには?

JCCCAによると、日本全体の二酸化炭素排出量は、2014年12億6500万t。

1位は産業、34%

2位は運輸、17%

3位は業務、21%

4位が家庭、15%となります。

1位の産業部門で見ていきましょう。

企業の工場の壁や看板に『ISO14001取得』などと書いてあるのを見たことがありませんか?

このISOというのは環境に配慮した国際標準化機構のこと。

1992年に行われたブラジル・リオデジャネイロで開催された地球サミットに先立ち、このサミットの成功のため、1991年、世界の産業界のリーダー50人を集め、BCSD(持続可能な開発のための産業人会議)が創設されました。

そこで検討した結果、ISO(国際標準化機構)に対して、環境についての国際標準化に取り組むよう要請を行うことになったのです。

この要請を受けて ISO では、環境マネジメントシステム標準化の取り組みを開始し、ISO14001(環境 ISO)が作られて、今日に至っているわけです。

なので、このISO14001を取得している企業は地球温暖化を防ぐような対策を行っていることがわかります。

周辺の環境、大気や水質への配慮もしているという会社ということになります。

2位の運輸部門を見てみましょう。

運輸ですから、主に自動車での荷物輸送になります。

車、ガソリンの使用量を減らして地球温暖化を防ぐ対策は行われているのでしょうか。

主要物流企業総合第一の日本郵便を調べてみました。

どのように地球温暖化を防止する取り組みをしているのでしょうか。

調べてみると、環境に配慮した7項目をあげていますが、実際に行われている実績の報告はあまりされていません。

どちらかというと、郵便はがきの再生紙による資源削減のほうがアピールされていました。

しかし、郵便配達に使用される主要なものはバイク。

燃費はとてもいいです。

都心部では自転車で配達もされています。

少し大きめな荷物を届けるのには、軽自動車のバンタイプで配達されています。

軽自動車は同じ重さの荷物を載せてもエンジンが小さいので普通車に比べ燃費は良いです。

日本全国に運輸網が拡がっているため、大型トラックによる遠隔地への輸送もされています。

しかし、アイドリングストップ機能のついたトラックも見かけるようになりました。

運輸=ガソリンの使用。

このガソリンの燃費を上げることで地球温暖化を防止することに役立ちます。

しかし、アイドリングストップや、ハイブリッドの自動車は価格が高く、いきなりすべての輸送車を変えることは、企業にとっては負担になります。

そこを少しずつでも変えていく。

日本一の物流企業として、地球温暖化を防ぐ対策の企業努力をしてほしいと思います。

まとめ

地球温暖化を防止するには、一人ひとりの意識の変革が必要です。

家庭で、誰か一人から、「トイレの電気つけっぱなしだよ」の一言で、他の家族も意識をしはじめます。

仕事に出かければ、そこで働くのも、一人ひとりの人間です。

その人々が皆で取り組めるような地球温暖化対策を企業として具体的な行動の指針を提示する責務が、経営者には求められます。

日本全体の二酸化炭素の排出の、実に72%が経済活動によるものなのですから。

だからといって、経営者だけが考えなければならないわけではありません。

その経営者の多くは利益をあげることを最優先しているのです。

なので、地球温暖化を防止する行動で、会社での不必要な経費が削減されました。

といった提示のできる誰かが必要なのではないでしょうか。

このページを見たあなたから、まずは地球温暖化を防ぐ取り組みをはじめてみませんか?

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