地球温暖化対策、電気の取り組みでできること

地球温暖化問題の原因・影響・対策!地球温暖化について学ぼうk (14)
地球温暖化の原因となる温室効果ガス。

二酸化炭素の排出量、日本における家庭から二酸化炭素の排出量1位は電気の使用によるものです。

電気の使用を減らす取り組みで、家庭から、地球温暖化の対策ができるのです。

ほんの少しの工夫でできる地球温暖化対策、電気の取り組みでできることを、まとめてみました。

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節電で地球温暖化対策を家庭から

電気使用の節約は、ほんの少しの意識を持つことで簡単に取り組めます。

地球温暖化対策で取り組め、なおかつ、電気の使用量を控えれば、月々の電気代の節約にもなり、一石二鳥。

地球にも優しく、お財布にも優しく暮らすことができます。

それでは、家庭内でできる節電を具体的に見ていきましょう。

目に見えるからやりやすい電気の取り組み

地球温暖化対策に微々たることかもしれませんが、取り組めることを紹介します。

朝、起きたら、寝ている間につけていた豆電球を消す。

よく消し忘れるからです。

トイレの便座は夏の間は主電源コンセントを抜く。

これができないウオッシュレットのトイレの場合は夏場の便座の温度と水温は低めにしておく。

洗面所は灯りを2つ、つけない。

洗面所の灯りと洗面台の灯り、化粧をする女性なら、洗面台の灯りだけでできますし、化粧をしないのなら洗面所の灯りだけで充分です。

ドライヤーの使用後はコンセントを抜く。

朝食後の炊飯器にご飯が残っていても保温機能は切っておく。

次に食べる時に電子レンジを使用し、温めなおしたほうが電気代は少ないです。

電子はブラシは毎回充電するのではなく、充電切れの警告ランプがついてから、充電を。

その方が過充電によるバッテリーの劣化も防げます。

昼間は明るさの必要な作業の時に灯りをつける。

よほど暗い部屋なら仕方がないですが、昼の明るさで無用な灯りは使用せずにすみます。

テレビは見ていないなら消し、ラジオを聞くようにする。

テレビをつけっぱなしで、ろくに見てもいなくて、ただ、聞いているだけなのなら、ラジオのほうが電気の使用量は少ないです。

夜になったら、玄関や、廊下、トイレなど、人のいない場所の灯りはつけっぱなしにしない。

危険防止のためにつけておくのであれば、コンセント式のセンサーライトが便利で、消し忘れも防げます。

入浴時の洗面所の灯りは消す。

入浴している最中は、洗面所には誰もいませんので、不要な灯りです。

毎日の入浴するからこそ、地球温暖化防止の電気の取り組みですぐにできる事だと思います。

ここまでで、気づかれた方もいるかと思いますが、普段何気ない生活の中で、いかにムダに電気を使用し、待機電力が多いかということです。

待機電力というのは、そのもの自体を使用していなくても、プラグ空流れ込む電流のこと。

はじめに言いましたが、微々たることです。

ですが日本には「ちりも積もれば山となる」という言葉があります。

めんどうが少なく、マメにやらなくてもすむ電気の地球温暖化防止対策

1年中電気を使用しているものは冷蔵庫。

冷蔵庫には、温度設定の機能がついています。

冬場は弱にし、夏場は強にする。この、季節ごとの設定温度の変更も節電になります。

冷蔵庫には本体そのものの置き方の工夫もしましょう。

冷蔵庫は冷蔵庫の中を冷やすのに、側面から放熱をします。

この側面が壁に近すぎたり、色々とメモなどを貼っておくとうまく放熱することができず、電気を余計に使って冷やそうとするのです。

冷蔵庫の中に食品を詰め込み過ぎないようにする。

冷風の噴出し口が食品によってふさがれると、冷える効率が悪くなるので、電気を余計に使ってしまいます。

冷蔵庫をはじめ、キッチンには家電製品があふれています。

ふと、見ただけでも、電子レンジ、炊飯器、トースター、電気ケトル、コーヒーメーカー、フードカッター。

これだけの家電がすべてプラグに入っているのであれば、この待機電力は、もったいないです。

しかし、家電が大きく、コンセントの抜き差しが位置の関係でしにくい。

そんな時に利用していただきたいのが、エコタップです。

エコタップは、キッチンのほか、デスクのパソコン周りでも活用できます。

リビングでのこたつやホットカーペットの電源の切り忘れも防げます。

これで待機電力は大幅に削減することができます。

他に地球温暖化対策で家庭でできる電気の取り組みは、

冬場にエアコンを使用しないのであれば、エアコンのプラグを抜くことです。

「もったいない」と思って取り組めることが、地球温暖化対策になり、電気の使用から発生する温室効果ガスを減らせるのです。

電気の使用会社を変えることでできる地球温暖化対策

2016年、日本は電力自由化に伴い、自分で電気会社を選べるようになりました。

この、電気会社を選ぶことで、地球温暖化対策の電気の取り組みができるのです。

電気代ばかりに目を向けてしまえば、安いところを選ぼうと、なりますが、地球温暖化対策につながるように電気会社を選ぼう。

この目線で見た時に、注目してほしいのは、各電力会社が何によって発電をしているかです。

過去の日本では、水力発電、火力発電、原子力発電が電力を支える柱となってきました。

しかし、火力発電は化石燃料を燃やし発電するため、大量の二酸化炭素を発生させ、地球温暖化を加速させた原因の1つです。

原子力発電に関しては、その危険性は東日本大震災で皆さんもうお分かりでしょう。

水力発電では、主に山の落差を使用しその水の勢いで発電するため、どこにでも発電所が作れるわけではなく、広範囲な地域への安定供給にはいたりません。

電気での地球温暖化対策をしなければならない。

しかし、このまま火力発電に頼ってばかりでは温室効果ガスは発生し続ける。

そこで、近年クリーンエネルギーと呼ばれる、二酸化炭素を放出しない、太陽光発電、風力発電が拡大をしてきたわけです。

なので、電力自由化で、自分で電気会社が選べるようになり、電気での地球温暖化対策をしたいと考えているのであれば、発電は何によって行われているのか調べることです。

会社によっては、太陽光発電のみ、や、火力発電のみ、というところもあります。

もしも、火力発電のみの供給会社を選び、そこの電気会社に変えた場合、危険性はあるにせよ、二酸化炭素は発生しない原子力発電による電力の供給地域に住んでいたのであればどうなるでしょう。

いくら、家庭内で節電に励んでも、その電気が、火力発電による供給であれば、電気での地球温暖化対策にはなりません。

なので、電力自由化で、地球温暖化対策を家庭の電気からしたいと思うのなら、発電源を、調べることです。

まとめ

地球温暖化対策での、電気の取り組みで、家庭でできることを紹介させていただきました。

もったいないから、無駄な電気の使用を控えよう。

という気持ちと、電力自由化に伴って、できる、電力会社の発電源に注目して、電気会社を変えることで、私たちは未来の地球温暖化の危機を変えることができるのではないでしょうか。

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