地球温暖化の原因は、化石燃料等を燃やすことによって二酸化炭素などの温室効果ガスが大量に排出されてしまい、地球が気温を保つ機能を十分に維持できなくなってしまうことによります。
つまり、分かりやすくいうと、地球温暖化を食い止めるためには二酸化炭素を排出しないということが大切です。
ここでは、地球温暖化の原因とゴミの関係を紹介します。
目次
リサイクルの重要性
近年、リサイクルが重視されつつありますよね。
リサイクルというのは地球温暖化対策としても効果があります。
なぜならば、ゴミを燃やすためには化石燃料が必要となり、ゴミが燃やされると大量の二酸化炭素が発生します。
その一方で、リサイクルできるものを資源として再利用することで、ゴミとして燃されないために二酸化炭素の排出量を抑えることができるのです。
もちろん、「それならばリサイクルすればいいや」と捉えて、大量のゴミを出してはいけません。
ゴミを埋め立てる際のメタンガス
先ほど、二酸化炭素などの温室効果ガスが増えることによって地球が気温を保てなくなるという話をしました。
温室効果ガスといえば二酸化炭素が有名ですが、それ以外に地球温暖化を加速するガスの1つがメタンガスです。
ゴミを埋め立てられる時、このメタンガスが大量に排出されます。
メタンガスも地球温暖化を加速する温室効果ガスの1つですから、やはりゴミを増やす事は地球温暖化を加速する可能性があるといえるのです。
家電を処分する際のフロンガス
また、家電を処分する際に排出されるフロンガスというものも、温室効果ガスの1つです。
フロンは人体への被害が少ないということで、多くの電子部品やスプレー用のガスなどに利用されてきました。
しかし、フロンガスがオゾン層の破壊を加速してしまう温室効果ガスの1つであるということがわかったのです。
先進国ではオゾン層を破壊する力が大きい、特定のフロンの生産全廃が義務付けられるなど、様々な取り組みが行われています。
まとめ
〇 リサイクルの重要性
〇 ゴミを埋め立てる際のメタンガス
〇 家電を処分する際のフロンガス
いかがでしょうか。
ゴミをたくさん出してしまうということは二酸化炭素のみならず、メタンガスやフロンガスを排出させるということですから、地球温暖化を確実に促進させてしまいます。
できることから始めるためにも、まずはゴミを減らし、可能な限り、リサイクルをしたいですね。